双極性naoの「てにをは」

双極性障害のnaoが伝える、ことばの力と闘病の記録。

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言葉を立体的に伝えよう。〜間と奥行きと想いを1枚の紙に~

みずたまなおです。

こんにちは。

 

今回は、立体的な言葉についてのお話です。

どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

 

【目 次】

 

文字を書くこと

 

文字、書いていますか?

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あなたは日ごろ、文字を書いていますか?

会社や学校ではメモや報告書、ノートなど文字を書く機会がある方も多いかもしれません。

では、それ以外の場面ではいかがですか?

もしかすると、「ほとんど書いていない」もしくは「全く書いていない」という方も中にはいるかもしれません。

 

今や、スマホやパソコンは一人1台の時代、2台持っていても全然おかしくありません。

特にスマホは、アプリをさまざまなものと連動させることで、より私たちの生活に密着するようになりました。

また、無料通信アプリやSNSで気軽に誰かと繋がることもできます。

今やスマホは、生活になくてはならないものの一つ、私もその恩恵に与っています。

 

スマホに文字を記録・発信することは、非常に手軽かつ便利で、その活用シーンは多岐にわたります。

しかしその一方で、文字を紙に書く機会が減っているということも事実です。

 

私も経験がありますが、普段、文字を全く書かない生活を続けていると、いざペンを持って文字を書こうと思っても、どこかぎこちなかったり、つい力が入りすぎたりしてしまいます。

 

「紙に書く」ことは脳を活性化させる

文字を書くことは右脳と左脳の両方を使うとされ、手を動かすことで脳の上方にある運動野が使われます。(参考:一次運動野 - Wikipedia)

つまり、「紙に書く」という行為は、脳の一部分だけでなく、全体を使うことで、脳全体が活性化されます。(参考:こぴたつ)

 

 また「紙に書く」ことは、脳内において常にβ波が放出されるのに対し、スマホやパソコンなどで文字を入力するときはそれがβ波の放出が一定ではありません。

「編み物のように、指先を細かく動かす作業はボケ防止に繋がる」とよく言われますが、「紙に書く」という行為もそれと同じ効果があるとされています。

それは、スマホやパソコンの予測変換やブラインドタッチという行為には効果が期待できない、ということです。(参考:ZEBRA | ゼブラ株式会社)

 

このように、「紙に書く」という行為は脳全体を活性化させ、自身で考えて書くことで「えっと、この漢字どう書くんだっけ?」という文字忘れの防止にも繋がります。

これは、予測変換機能やブラインドタッチにはない利点でもあります。

 

手紙の価値

 

伝え方によって変わる印象

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あなたが他人から「何かが書かれたもの」を受け取ったとき、嬉しいと感じるものは次のうちどれですか?

  1. 印刷された紙のメッセージ
  2. スマホやパソコンに届く電子媒体のメッセージ
  3. 手書きの紙のメッセージ

1は、どこか事務的な印象があります。

2も嬉しいのですが、おそらく多くの方は3と答えるのではないでしょうか?

 

では、2と3の違いはどこにあるのでしょうか。

それは例え、内容が事務的なものでも、そうでないものでも同じです。

きっと手書きの方が、相手が割いてくれた時間が感じられるとともに、温かみと文字の柔らかさ、人間味が感じられるのだと思います。

 

それが、自分宛ての手書きのメッセージ、ことに手紙であれば、なおさらです。

全く同じ文面であっても、手書きの方が嬉しく感じます。

「どうやって伝えるか」によって受け取り方、感じ方が異なるのです。

 

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 手紙には手紙の良さがある。

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手紙から想像するもの

ある日突然、あなた宛の手紙が届いたら、あなたはどのような感情を抱きますか?

人によって感じ方に差があるとは思いますが、多かれ少なかれ嬉しく感じるのではないでしょうか。

そもそも「手紙」というもの自体が珍しくて、嬉しい気持ちもあるでしょう。

そして、相手がこの文章を書いている情景を思い浮かべたり、相手が割いてくれた時間が感じられたりするかもしれません。

文字自体からは、温かみ、字から読み取れる差出人の人間味などが感じられるかもしれません。

 

手紙を書くことは、時間と労力がいるもので、量産はできません。

また、郵便であれば切手代もかかります。

その分、自分に宛てられた手紙が届けば「そんな時間や労力以上に自分に伝えようとしてくれているのだ」と思えてより嬉しくなる気がするのです。

 

相手にただ文字を伝えるだけなら電子媒体の方が無料、かつ一瞬で相手に届きます。

しかし、敢えて手紙に書くことで、文章だけではない何かを伝えられるのではないか、と考えています。

それは、文字から滲み出る「人となり」や書き手の情景・心情、紙の風合い、行間から読み取れる「間」などです。

そして、それらが融合して「温かみ」となり、それは「奥行き」となって受け手に届くのです。

 

一枚の紙からは、文章以外にもさまざまなものが見て取れます。

それは、決してスマホやパソコンでは表せない、手紙の良さではないでしょうか。

「何十円かで全国各地の誰かに思いを届けられる」そのように考えると、1通分の切手代は決して高くないのだと感じます。

 

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 きれいさよりも、丁寧に書くことが大切。

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言葉の厚みと奥行き

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「手紙」という形で文字にすると、そこには厚みが増します。

過去の記事にも書いていますが、言葉には大きな力があります。

相手を傷つけてしまうことも、相手を救うこともできるのです。

 

それが「手紙」というものになれば、より一層大きな力が宿ります。

ただの文字の羅列も、深みや奥行きがぐんと広がるのです。

「手紙」には、言葉に立体感を持たせることができるのです。

 

電子媒体で文章を入力するとき、いつ、どこで、誰が入力しても、いつも同じものになってしまい、「感情」というものはあまり含まれません。

しかし、「手紙」という紙媒体になると、一転して「感情」というものが含まれます。

例え、全く同じ文章を書いたとしても、穏やかな気持ちで書いたときとイライラしているときに書いたときとでは、力の入れ具合や「とめ・はね・はらい」などが異なります。

つまり、同じ人が同じ文章を書いたとしても、全てが同じにはならないのです。

それが深みや奥行き、すなわち「立体感」です。

電子媒体の文章はそれがなく「平面的」手書きの文章は「立体的」なのです。

 

立体的に伝えてみよう

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初めは手紙を書くことに抵抗がある、という方も多いかもしれません。

「わざわざ改まって…」「きっかけがない」と思う方もいるでしょう。

 

そこで、年賀状を書いてみてはいかがでしょうか?

宛名や住所は印刷でも構いません。

裏面も印刷でもいいと思います。

 

でも、裏面の端に一筆添えてみる。

すると、無表情の1枚の葉書に表情が入る。感情がこもる。

生きた葉書になるのです。

 

生きた葉書は相手の元へ届く。

その「想い」は必ず相手に伝わります。

 

新年を迎えた相手の姿を想像する。

新しく始まる1年の、自分の姿も想像してみる。

「これから」の自分にエールを送ろう。

 

間と奥行きと想いを乗せて。

さあ、あなたも、立体的に伝えてみよう。

 

 

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