双極性naoの「てにをは」

双極性障害のnaoが伝える、ことばの力と闘病の記録。

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今日一日何もできなかった…。できたことを認めませんか?

みずたまなおです。

こんにちは。

 

今回は、自己承認についてのお話です。

どうそ最後までお付き合いくださいませ。

 

【目 次】

 

 

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何をするにも大仕事

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うつ病や双極性障害の患者さんで、一日中動けなかったという経験をお持ちの方は多いことでしょう。

また、何かをしようと思っても、思った以上に身体がついていかないという方も多いのではないでしょうか。

 

双極性障害である私は、うつ状態に陥るとよくこのような状態になってしまいます。

「布団から起き上がって歯を磨かないと」とか「お風呂に入らないと」と、自分で身体にムチを入れています。

でも、そう簡単に身体は思うようには動きません。

そして何十分も経って、何とかフラフラの状態で洗面所にたどり着きます。

そこまで行っておいて、すぐに歯を磨けたり入浴できたりすることができるか、といえばそうでもありません。

うつ状態になっているときは、何をするにも一大イベントなのです。

 

うつ病や双極性障害でなくても、インフルエンザなどで高熱になってしまったときと少し似ています。

あなたは、そのような経験はありませんか?

 

私の思考パターン

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ここでは、私がうつ状態になったときの悪循環例をご紹介します。

 

うつ状態になってしまうと外出することができず、必然的に一日中家にいることが多くなります。

「何か家の中のことをしよう」という気力もなく、ただボーッとして一日を過ごすだけ。

そして、夜になって気づくのです。

「そういえば今日一日なにもしていない」ということに。

 

うつ状態になると、自己否定が強く現れるため、過度なマイナス思考に陥りやすくなり、「今日一日何もしていない」という事実をマイナスに捉えてしまいます。

うつ状態でなければ「まあ、いっか」で済まされることも、うつ状態になると、そうもいかないのです。

 

私の思考は、だいたいこのような感じです。

「何もしていない」→「何もできていない」→「何をやっていたのだろうか」→「何て自分はだめなんだ」→「情けない」→「迷惑をかけている」→・・・

 

思考は、「何もしていない」という事実を、いつの間にか「何もできていない」という否定形にすり替えられているのです。

それをやっているのは私自身なのですが。

 

事実が自己否定に置き換えられると、あとは雪だるま式でマイナス思考が膨らんでいってしまいます。

極端に言えば、自己否定に置き換えられることを阻止できれば、マイナス思考にならないということですよね。

 

では、どうすればよいのでしょうか?

 

できたことを認める

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うつ状態で自己否定が強いときに「自己否定をするな!」と言われても、なかなか難しいですよね。

それならせめて少しでも、その自己否定感を軽くできれば少しは楽になるはず。

できていないことが原因であなたを苦しませているのなら、できていることに目を向けてみませんか?

 

それはどんな小さなことでも構いません。

 

例えば、あなたが一日中家にいて、布団から全く起き上がれなくなってしまったとします。

起き上がるのは、食事とトイレだけ。

そして、夜になって「今日一日何もしていない」ということに気づいたとします。

あなたは果たして、本当に今日一日何もしていないのでしょうか?

 

確かに一日の大半は布団にいたけれど、食事ができたことやトイレに行けたことは間違いなくあなたができたことです。

そのことをまず自分自身で認めてあげませんか?

 

「たったこれだけのことで認めてあげてもいいの?」と思うかもしれません。

それだけでも十分です。

小さなことでも構わないのです。

例え、それ以外のことは全くしていないとしても、一日の終わりに「今日はトイレと食事はできた」と思うことができれば、あなたの気持ちは少し楽になりませんか?

 

自己否定2パターン

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私の個人的な見解ですが、今日一日何もしていないということから起こる自己否定のパターンは、2種類あると考えています。

 

ひとつは、自身の日常生活の中で行うことと現在の状況(動けない)とを比較することで発生するもの。

「普段ならお風呂に入れるのに」とか「普段なら夕食が作れるのに」といった、普段何気なく行っていることを、何もしていない自分と比べてしまっているものと考えられます。

普段の自分と比較した結果、「何もできていない」というマイナスな考えに至るのだと感じます。

 

もうひとつは、自身の目標設定が高いということ。

例えば、「明日は図書館に行こう」と思って眠りにつき、朝を迎えます。

ところが動くのが億劫なため、一日家にいて、できたのは食事とトイレ、入浴、歯磨き。

自分の身の回りのことは一通りできているのに、「図書館に行く」という目標設定があるがゆえに、目標が達成できないときに「何もできていない」と感じてしまい自分を否定してしまう。

身の回りのことは一通りできているのに、です。

思い描いていた一日を過ごせなかったとき、現実とのギャップに劣等感を感じ、マイナスな考えにシフトしてしまうのです。

 

いずれにしても、比較することがマイナス思考に繋がるものなのではないでしょうか。

その対象は、普段の自分であったり、思い描いていた自分であったり。

それらと比べてしまい「何もできていない」と感じてしまうのではないかな、と考えています。

 

おわりに

一度マイナス思考に陥ると、その考えはどんどん大きくなってしまいます。

それを未然に防ぐことができれば一番良いのですが、なかなか難しいものです。

 

できなかったことに目を向けるのではなく、できたことに目を向けてみませんか?

それはどんな小さなことでも構いません。

そうすることで、あなたの気持ちが少しでも軽くなりますように。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

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