双極性naoの「てにをは」

双極性障害のnaoが伝える、ことばの力と闘病の記録。

スポンサーリンク

セクハラは男性から女性に対してのみ行われるものではない。

みずたまなおです。

こんにちは。

 

今回は、ハラスメントについてのお話です。

どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

 

【目 次】

 

涙をふいて

涙をふいて

  • 上戸彩
  • J-Pop
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 

細分化するハラスメント

f:id:nao_mizutama:20171009093838j:plain

ハラスメント(嫌がらせ)には、実にいろいろな種類があります。

 

つい10年ほど前までは、ハラスメントといえば、セクシャルハラスメント(セクハラ)、パワーハラスメント(パワハラ)くらいしかないと思っていました。

しかし、ここ数年でその種類は一気に増え、より細分化されるようになりました。

  • モラルハラスメント(モラハラ)
  • アルコールハラスメント(アルハラ)
  • アカデミックハラスメント(アカハラ)
  • ドクターハラスメント(ドクハラ)

などなど。

調べてみたら、初めて聞くようなものも数多く存在し、さらに細分化されています。

business-textbooks.com

基本的にハラスメントは、一部を除いて概ね、立場が下の人が被害に遭う場合が多いです。

 

ハラスメントは組織内で行われる

幸いなことに、私はこれまでいずれのハラスメントにも遭遇したことがありません。

ただ、いろいろな被害の体験をブログやその他サイトなどで目にするたびに、「つらかっただろうな。もし自分が被害者の立場でもどうしようもできないだろうな」と考えてしまうのです。

 

中でも特に多いのは、パワーハラスメントとセクシャルハラスメントです。

共通して言えることは、 「組織内で行われる」ということでしょうか。

どちらも会社などの組織内で行われるのです。

プライベートの時間を使ってまで、そういう人とは付き合いませんよね。

 

パワーハラスメントは、上司から部下に対して行われることがほとんどです。

それに対して、セクシャルハラスメントはとても根の深いものだと、私は考えています。

 

それはパワーハラスメントとは違い、セクシャルハラスメントの場合、必ずしも上司から部下に対して行われるものではないからです。

 

統計は氷山の一角

 セクシャルハラスメントと聞いて、あなたはどのようなイメージをお持ちですか?

おそらく多くの方が「男性から女性に」と想像されるのではないでしょうか。

実際に被害者のほとんどが女性なのではないかと思われます。

 

2014年度のデータにはなりますが、内閣府男女共同参画局の統計資料です。

f:id:nao_mizutama:20171008101533g:plain

2014年度に都道府県労働局雇用均等室に寄せられた、セクシャルハラスメントの相談件数は1万1289件、そのうち女性労働者からの相談件数は全体の59.57%(6725件)となっています。

セクシュアル・ハラスメントの実態 | 内閣府男女共同参画局

 

上の表を見る限り、女性が直接公的機関に相談したケースがもっとも多いのがわかります。

また、事業主から相談したケースについて、個人的な推察ですが、被害者はおそらく女性で、女性から事業主に相談をし、そこから公的期間に相談しているのではないでしょうか。

 

女性から公的機関への相談件数は、年間で6725件となっていますが、実際に被害を受けている女性は氷山の一角で、この件数の数倍、もしかしたら10倍を超えているかもしれません。

それは、被害者本人が「恥ずかしくて言えない」ということも一因だろうと思います。

ただ理由は、決してそれだけではないでしょう。

 

先述のように、多くが「組織内で行われている」と考えるとどうでしょうか。

被害者が誰か(同僚)に被害を打ち明けることで、心的負担は軽減されるかもしれません。

しかし、被害者が誰かに話したことを加害者の耳に入ったとき、被害者の立場はどうなるでしょうか。

 

ハラスメント行為全体に言えることですが、「どのような行為がそれに当てはまるのか」という感覚や考え方は、一人ひとり異なるため、具体的な線引きはできません。

そのため、全ては受け手がどのように感じるかがもっとも重要視されています。

例えそのつもりがなくても、受け手が不快な思いをすれば、それはハラスメント行為になってしまうのです。

 

ハラスメント行為は、被害者に精神的苦痛をもたらします。

それは言葉であったり、接し方であったり、さまざまです。

セクシャルハラスメントにおいては、精神的苦痛と併せて身体的苦痛をも被害者が受けることもあります。

そしてそれが原因となって、うつ病などの精神疾患を患い休職、被害者は誰にも話せず最終的には泣き寝入りしてしまうのではないでしょうか。

 

行為自体、決して容認することができません。

組織の中で行われていること、発覚後の周囲の目や「加害者に逆恨みされないか」などを総合的に考えると、いくら相談窓口があっても相談しづらいのかもしれません。

 

同性間のセクシャルハラスメント

f:id:nao_mizutama:20171009094456j:plain

ここまで、セクシャルハラスメントが「男性から女性に」行われている場合についてお話ししました。

ただ、それが全てではないようです。

 

上の表を見てみると、男性からの相談もあることがわかります。

2014年度で618件(5.47%)が男性から相談されています。

あなたは、この数字を見てどのように思いますか?

多いと思いますか?少ないと思いますか?

 

希にニュースになっていることがあります。

そのとき私が見たニュースは、女性上司から男性部下へのセクシャルハラスメントでした。

詳細は忘れてしまいましたが、男性でもセクシャルハラスメントの被害者になりうるということに衝撃を受けたことは言うまでもありません。

そういう意味では、誰もが加害者になる可能性があり、被害者になる可能性もあるのではないでしょうか。

 

 

例えば、次の場合はどうでしょうか?

男性上司が男性部下に「まだ結婚はしないのか?彼女は?彼女くらいいるだろ?」と聞く。

男性同士ならよくある会話かもしれません。

ただ、その男性部下がゲイだったとしたら…?

 

女性同士の場合も同様です。

 

私たちは多様性に富んでいます。

次第に受け入れられてきている、セクシャマイノリティの方に対しても同じです。

 

全ては「受け手がどのように感じるか」です。

同じ言葉を言っても、ある受け手は嫌だと感じないのに、別の受け手は嫌だと感じることもあります。

その逆も同じで、「この人に言われるのはいいけれど、あの人に言われるのは絶対に嫌!」ということもあります。

 

おわりに

f:id:nao_mizutama:20171009094733j:plain

セクシャルハラスメントは「男性→女性」という図式が未だ圧倒的多数であることは紛れもない事実です。

ただ、それだけではないということを私は伝えたいのです。

 

またそれは、必ずしも異性間で起こりうるのでもなく、同性間でも十分起こりうることを忘れてはいけません。

全ては、相手がどう感じるかです。

 

誰もが加害者になる可能性があり、被害者になる可能性もあるということを決して忘れてはなりません。

 

 

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

Twitterもやっています。お気軽にどうぞ!

twitter.com