双極性naoの「てにをは」

双極性障害のnaoが伝える、ことばの力と闘病の記録。

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相談されても否定は禁止!当事者は敢えてあなたに伝えている

みずたまなおです。

こんにちは。

 

今回は、病気の相談についてのお話です。

どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

 

【目 次】

 

 

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ブログというツール

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私がブログを始めるようになって、いろいろな人のブログを読むようになりました。

病気についてのことを書く人、飼っているネコのことを書く人、珍しいものを食べて感想を書く人…。

とにかく、書き手は書きたいように書き、読み手は読みたいものを読むという、とても自由度の高いツールです。

 

普段生活していると、ひとりの人の考えや意見をじっくりと聴く機会は、講演会などにいかない限り、なかなかありません。

ところが、ブログは字数制限なく、自身の考えや意見を公の場に発表することができるのです。

そのなかで、いろいろな人の考え方や意見を学び、捉え方や着眼点を新たに発見することができます。

 

私が今回お話する内容も、元々ある人のブログ記事を基に、別の人が記事を書いたものです。

「ブログはユーザー間であまり繋がりがないのでは?」と考えていましたが、案外そうでもないような気もします。

 

あるブログを読んで

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私はあるブログの記事を読んで、とても考えさせられました。

 

その筆者は、発達に凹凸があるものの、障害とまではいえないという医大生。

これまでずっと「生きづらさ」を感じており、ご自身でも多動傾向や動きがぎこちないことなどから、何となく発達障害を疑っていました。

そしてテストを受けたところ、障害の傾向はあるが、典型例ではなく診断まではいかないグレーゾーンという結果だったそうです。

つまり、はっきりとした「発達障害」という病名がつかなかったのです。

 

あるとき、筆者はテストの結果とともに、これまでの生きづらさをご両親に打ち明けます。

筆者はご両親に、このような期待を抱いていました。

たしかそういうとこもあったかもしれないな、それが原因だったのかな」などと、僕が生きづらさを抱えていると認めてほしかった。

ご両親は筆者のことを思って、「そんなことは誰にでもある」「気にし過ぎ」と言います。

そして筆者はこう続けています。

両親が僕のことを思ってそう言ったのは分かっていた。それでもやはり僕は辛かった。自分が生きづらさを抱えていると親が認めてくれなかったこと、自分が深刻に考えたことを親が軽く流したこと、この2つが僕に与えたダメージは大きかった。ただただ、両親に拒絶されたような印象だけが残った。二度とこの件で親に相談しまい、と思った。

 

筆者は、考えに考え、悩みに悩んだ末にご両親に打ち明けた。

にも関わらず、「誰にでもある」や「気にし過ぎ」という言葉が最初に返ってきたことにショックを受けているのです。

 

ご両親からすれば、深刻に悩んでいる我が子を元気づけようとして軽い言葉で返したのかもしれません。

しかし筆者からすれば、それはご自身の生きづらさや、発達障害とまではいかない症状、関連する過去のできごとを認めてくれなかったことで傷ついているのです。

さらに、拒絶された印象とさえ綴っているのです。

 

  1. 筆者は今まで生きづらさを抱えて生きてきた
  2. 大学で発達障害に関するテストを受ける
  3. 診断名のないグレーゾーンであること
  4. ひとりで考え、悩む

筆者は少なくとも、これだけのステップを踏んでいて、特に4はつらいと思います。

答えのないことを考えたり悩んだりすることは、本当につらく、どこにも吐き出せない苦しさも伴うからです。

その上で、筆者は最も信頼できるご両親に話を打ち明けました。

そんな筆者をご両親は「誰にでもある」「気にし過ぎ」という言葉で受け流したのです。

 

ご両親にとっては、筆者の1~4の過程が見えない分、軽い気持ちで受け流したことは、わからなくもありません。

しかし、今回のような生きづらさや病気に関しては、軽い気持ちで返答するとかえって相談する側を傷つけてしまいます。

筆者は、最も信頼しているご両親を相談相手に選んだように、相談する側は極めて慎重に相手を選んでいます

筆者もブログで言及していますが、相談を受けたらまず第一に否定せず、「それまで悩んでつらかった」という事実を認めてあげてください。

それだけで、「認めてくれた」と感じ、気持ちが楽になるのです。

 

<参考記事>

watabera.hatenablog.com

ワタベラさま、解釈に誤りがあれば教えていただければ助かります。

 

もし相談されたら

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先の筆者は発達障害のことについての記事ですが、これは他のことにも応用できます。

例えばうつ病や双極性障害などの精神疾患、セクシャルマイノリティ、いじめなどです。

 

誰に対してもオープンにすることはできません。

当事者が相談するときはとても大きな悩み、苦痛、つらさを抱えている最中です。

そして、相談する相手を慎重に選んでいます。

 

もし、あなたが誰かにそのような相談をされたとき、

  1. すぐに返答することは控える
  2. 頭ごなしに否定しない
  3. 「つらかったね」「しんどかったね」という言葉をかける
  4. 黙って静かにうなずくのもあり
  5. プラスなる言葉をかけられれば尚よし

という点をおさえて、どうか相談を受けてあげてください。

 

当事者は我慢できない気持ちを認めてもらいたくて、あえてあなたに相談しています。

「あなたが力になってくれる」と信じて藁をもすがる思いで相談しています。

どうか力になってあげてください。

お願いです。それだけは忘れないでください。

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

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