双極性naoの「てにをは」

双極性障害のnaoが伝える、ことばの力と闘病の記録。

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サービス残業ですか?「私は何も言えないけど、お前に任せる」

みずたまなおです。

こんにちは。

 

今回は、前半では私が出会ったブラック上司について、後半では会社についてのお話です。

どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

 

前回のお話もどうぞ。 www.nao-mizutama.com

 

【目 次】

 

 

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ブラック上司の多様性

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どこにでもいると思われる「ブラック上司」。

そのタイプも実にさまざまで、ぶちギレ系、ネチネチ系、体育会系などなど。

まさに多種多様。

「多様性を受け入れる社会」ってこういうことも含まれているのでしょうか…?

明らかに、こちらに非があり叱られる分には仕方がない部分もありますが、そうでなかったら理不尽ですよね。

 

「ブラック」の感じ方も千差万別ですが、今回は私が「ブラックだ!」と感じた直属の上司をご紹介します。

 

 独裁政権型上司

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この上司は、仕事はとてもできます。

どこの誰が見ても、そう思うでしょう。

 

何がすごいかというと、段取り力。

段取りの天才と言っても過言ではありません。

そういう方は、きっとどの会社にも一人はいるのではないでしょうか。

 

よく「仕事の8割は段取り」と言われますが、この上司、常に段取りのことを考えています。

完璧主義の塊、といったところでしょうか。

それゆえ、管理職からの指示を無視することもしばしばあり、その度に私は管理職に呼び出されるのです。

 

さすがに「段取りの鬼」だけあって、ひと度その段取りが狂うと大爆発。

その人が誰であろうと(パートさんであっても)構わず、みんなの前で怒鳴ります。

その度に私は、過去のことがフラッシュバックして、猛烈なめまいと吐き気に襲われるのです。(フラッシュバックについては、ここでは詳細はお話しませんが)

 

ただ、そんな上司は圧倒的な統率力も持ち合わせていてます。

そのため、日頃から怒鳴り散らされているパートさんたちからは、カリスマ的な信頼を得ていました。

常に上司の独断で仕事が進むため、異論を唱えることさえ許される雰囲気ではなく、職場は常にピリピリムード。

それはある意味「独裁」です。

 

繰り返しになりますが、この上司、仕事はとてもできます。

なので、自分の仕事はちゃんとやります。

そして、いつも定時退社。

 

徹底した「仕事<家族」の考えの持ち主なのです。

「なんだ、いいじゃないか」と思ったあなた、問題はここからですよ。

 

当時、小売りの現場で働いていたため、私も上司も朝は早く7時入り。

上司は必ず定時で退社のため、16時には「よろしく~」といなくなってしまいます。

 

帰る前には、私に指示を出すのですが、その指示の多いこと多いこと。

大規模な売場のレイアウト変更や、装飾、こまごまとした事務作業など…。

 

それに加え、お店の閉店業務。

これはこれで1分1秒を争うようなバタバタぶりなのです。

そのため、閉店までの間は閉店業務しかする余裕がありません。

閉店が21時だったため、売場のレイアウト変更をするのは閉店後。

お客さんの邪魔になってしまってはいけないので。

 

そして、指示されたことができていなければ(できていても上司が気に入らなければ)、ドカンと大きな叱責を浴びることになるのです。

 

勤務間インターバル規制

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私のもっとも遅い退社時刻は23時20分。

そして翌日はいつも通り7時入り。

 

会社の36協定では、「退社から出社までのインターバルは10時間以上」と決められているのですが、この場合、完全に協定違反です。

7時間40分しか間が空いていないのですから…。

 

労使協定は、労働組合のある会社ならあるはずで、勤務間インターバル規制もそれぞれで異なります。

あなたの会社の場合はどうなのか、一度確認してみてはいかがでしょうか?

 

話を戻します。

それに目をつけた担当者は、私の上司を呼んで注意します。

そしてその後、上司が私に大きな一発を放つのです。

私は「理不尽な思いをしても、組織で働く以上、多少の我慢は必要」と言い聞かせるのでした。

 

上司は家庭のためなら、忙しい土日も普通に休みます。

そのときの売り上げが悪ければ…。

 

ちなみに、この上司のときに私の残業が月90時間くらい。(その内サービス残業70時間くらい)

上司も上から何か言われたようで、私は「時間管理をしてくれ」と、その上司に言われました。

私はその場で「は、はい。」としか言えませんでしたが、よくよく考えてみれば理不尽な話です。

 

「ジカンカンリって、ナンデスカ?」

 

それはつまり、タイムカードを通して働くという以外のなにでもありません。

これは明らかに違法です。

上司は直接的には言わないまでも、暗にサービス残業を匂わせて明言は避けるという、社内に蔓延する手法を使ってきました。

 

結局、弱い立場にある私は、為す術なく「時間管理」という言葉の裏に隠されたサービス残業を続けたのでした。

 

現在はどうかわかりませんが、会社では、休日出勤やタイムカードの改ざんは日常茶飯事。

残業も実際の時間よりも少なく申請する、というのが当然のように為されていました。

 

慢性的な人手不足の末に

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会社は慢性的な人材不足。

それでも一日の全体の仕事量が減る訳ではありません。

 

パートさんは家庭のことなどがあるため、時間通りに上がってもらいます。

それでも残ってしまった業務はどうするのか。

それは全て、正規雇用である私たちの仕事です。

上司はそれがわかっていても、見て見ぬふりで、定時が来たら「よろしく~」。

結局は、残された仕事の全てが私のところにやってくるのです。

 

そのため、退社時間がいつも遅くなって、翌日早く出社して注意を受けて…の繰り返し。

 

人材不足なら、それに見合う仕事量にしなければ悪循環ですよね。

ただ、会社はそれを許さないのです。

 

それはなぜか?

それは、売り上げが落ちることを恐れているのです。

「去年はこれだけの売り上げがあった。だから今年はそれ以上の売り上げをとらないといけない」と。

 

売り上げのためなら、サービス残業やタイムカードの改ざんまでもさせる。

それも直接的な表現ではなく、暗に伝えてくる会社なのです。

直接的な言葉で言えば、言った人個人の責任問題になるからです。

「時間管理」「私は何も言えないけど」「○○に任せる」「大人の対応」「もちろんわかっているよね」などなど。

 

どうしてそんなことをするのか?

理由はただひとつ、労働基準監督署の目を掻い潜るため。

 

ちまちまと目の前の小細工をするよりももっと、会社の存亡にかかわる大事なことを忘れているのはいかがなものでしょうか。

ちょっとちょっと、優先順位が間違ってはいやしませんか?

もっと従業員を大切にしてほしいものです。

 

<参考>

「勤務間インターバル規制」とは? - 『日本の人事部』

 

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