双極性naoの「てにをは」

双極性障害のnaoが伝える、ことばの力と闘病の記録。

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あのー、正気ですか?私が出会った、あるブラック上司の話

みずたまなおです。

こんにちは。

 

今回は、私が出会ったブラック上司のお話です。

どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

 

【目 次】

 

  

悪魔

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序 章

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私は、会社でいろいろな人に出会ってきました。

優しくて、部下のことも親身になって考えてくれる上司もたくさんいました。

ただその一方で、正反対の上司もいます。

いわゆる「ブラック上司」です。

 

普段あまり接点のない上司ならともかく、それが直属の上司だと…。

考えるだけでゾッとしませんか?

 

「ブラック」の定義は曖昧で、人それぞれで考え方や感じ方がことなると思います。

読者の中には「こんなの全然ブラックじゃないよ」と感じる方もいると思いますが、私が出会ったブラックな直属の上司をご紹介します。

 

 

良いところ?ないよ。

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私の会社は大きな会社ではありませんでしたが、この上司は知らない人はいない、社内でも三本の指に入る筋金入りの「変人」です。

 

その上司は転勤してきて私の直属の上司となりました。

内示が出て以降、私の職場の空気が変わったのです。

 

そして、私は普段あまり接点のない同僚からも声をかけられました。

「なお(私)、まあ…耐えろ」とか「マジで○○(上司)来るのか!なお、大変になるな」など。

 

このとき、私はその上司のことを実際によく知らなかったということもあってか、あまりピンときていませんでした。

でも、何となく「なんか、とんでもない人が来るらしい」ということは十分に伝わってきて、やけに落ち着かない気分が続くのでした。

 

内示が出て、着任までには日にちがあります。

引き継ぎ事項などは、その間にしなければなりません。

 

ですが、私の当時の直属の上司は、新たに来る「モンスター」を徹底的に避けていました。

あるとき私は当時の上司に、こう尋ねたことがあります。

「新しく来られる○○さん、悪い噂しか聞かないのですが、さすがに良いところのひとつくらいはありますよね?」

「ない。」

即答でした。

 

いやはや、先が思いやられます。

 

実はこの上司、電話魔でもあります。

受話器を取ったら最後、決して解放してくれないのです。

 

職場の電話は、番号通知が表示されない古い電話機です。

「もし違うところからの電話だったら…」と思うと、受話器を取らない訳にはいきません。

 

ある日、私が昼休憩に行こうとしていたときに電話が鳴りました。

「頼むから違ってくれ!」

そう思いながら受話器を取ると、

「もしもし?○○ですけど」と新しい上司。

 

用件だけなら5分もかからないはずなのに、私が受話器を置いたのは40分後。

とにかくムダ話が多く、最終的には本来の用件すらも見失いかねないのです。

話す割合は上司が9、私が1(相づち)。

結局、電話のおかげで私の休憩時間はほぼなくなってしまったのでした。

 

あのー、正気ですか?

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上司が着任して早々、私は日々の残業で疲れきっていました。

双極性障害を抱えながらの残業月100時間は本当にしんどいです。

健康な人でもしんどいはずです。

 

その日もいつものように、私が閉店業務をすることになっていました。

昼を過ぎた頃から、頭痛がし始め、身体と頭が重く、動きたくなくなってしまいました。

 

なんとかその上司に事情を説明し、1時間ほど休ませてもらうことになりました。

「早く帰りたいな。でも閉店業務もあるし…」と考えていると、1時間なんてあっという間、休んだ気にもなりませんでした。

 

改めて、私は上司に「体調が優れないので、帰らせてもらえませんか?」と言いました。

私はつまり、上司に閉店業務を代わってもらいたかったのです。

すると、優柔不断な上司は「うーん」と言いながら、どこかへ消えていってしまいました。

  

しんどいですが、許可が下りていない以上、勝手に帰る訳にもいきません。

その後も仕事をしていました。

 

しばらく経って、私が上司を発見したとき、上司は帰る準備を終え、今すぐにでも帰れる状態でした。

私は目を疑いました。

 

部下が体調が悪い、まして「帰らせてもらえませんか?」と言っているこの状態。

「代わるから早く帰れ」とか「手伝うから早く帰れるようにしよう」とかいう言葉はありません。

特に求めてはいませんが、私のことをいたわることもしてくれませんでした。

 

そして、帰り支度を済ませた上司は「じゃ、あとはよろしく」と言って帰っていきました。

つらいという感情もあったのですが、私は何だかとても寂しい気持ちになりました。

 

ついでに言えば、「この人は正気か?」と思ったのは人生で初めてです。

 

あとから私が推察するには、「上司は自分の不利益になることはやりたくない」ということがわかりました。

上司が出勤の日のパートさんの顔ぶれを見て、「これでは自分の業務に差し支えるから」と前々日や前日になってシフトを変更してきたり(私は当日まで知らない)、

閉店業務を私と分担してすることになっても、「この日は○○だから代わってくれるよね?」と、パワハラまがいなことを言ってきます。

 

要は、上司はやりたくないのです。

 

恋人でもないのに…。

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先ほどもお話ししましたが、この上司、電話魔です。

何を間違ったのか、上司が着任早々、私は携帯電話の番号を教えてしまいました。

はじめの頃は連絡自体あまり来ず、安堵していたのですが、しばらく経つと電話が鳴るようになりました。

 

上司と部下という関係上、出ない訳にはいかないのが現実。

実際出たら、上司は延々と話すのです。

その日、休みだった私は自宅でテレビを見ながら適当に相づちを打っておりました。

 

はじめの頃は電話だったのですが、次第にショートメールにシフトしていきました。

ショートメールは電話と違い、相手の都合を気にすることなくメッセージを送れます。

その便利さを逆手にとって、上司は毎日のようにショートメールを送ってくるのです。

 

それは、朝だろうが晩だろうが関係ありません。

早いときには朝の6時台からショートメールが来ました。

上司が休みで、私が出勤の日にも来ました。

その逆もまた然り。

 

内容は本当にどうでもいいことばかりで、「え?それ今聞く?」というようなものばかり。

無視することもできましたが、何となくそれも気が引けました。

 

私が出勤の日で、仕事が珍しく17時ごろに終わったある日のことです。

いつものように上司からショートメールが来ていました。

私が返信すると、すぐ返事が返ってきました。

「すぐに返すのもな…」と思った私は20分くらい経ってから返事を送ります。

すると、またすぐに上司からの返事が来ます。

「勘弁してくれ」そう思いました。

 

17時過ぎに私が上司へ返信してからというもの、ショートメールのラリーは続きました。

最終的に、やりとりが終わったのは23時前。

なんと6時間近くもやりとりしていたのです。

恋人でもないのに…。

 

それならまだ電話の方がいいと思いましたが、こちらから電話をするのも癪だったので、こういう結果になってしまったのです。

  

就業時間外の電話は労働!

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余談ですが、ショートメールは日時が記録として残ります。

あるとき、上司とのやりとりの内容を一言一句そのままワードに打ち込んだことがあります。

すると、半年間でA4用紙13枚分にもなりました。

 

それにしても、なぜ就業時間外にこんなことをしなければならないのか、よくわかりませんでした。

そもそも、労働基準法により、就業時間外の電話やメールは「手待ち時間」とみなされ、全ての時間が労働時間となります。

 

今回の私の話を笑い話として見てもらえれば良いのですが、もし実際に時間外の執拗な電話やメールに頭を抱えているのであれば、何らかの対策を打つ必要があります。

そして、通話履歴などの記録を残しておくことをおすすめします。

 

会社に労働に関するホットラインはありませんか?

上司の上司には相談してみましたか?

 

ひとりで悩みを抱えていては、体調にも支障をきたす恐れがあります。

次の相談窓口に電話してみるのも選択肢のひとつとして考えてみることもおすすめします。

 

<労働に関する相談窓口>

全労連|労働相談ホットライン

相談機関のご紹介|労働条件に関する総合情報サイト|厚生労働省

ホットライン | 日本労働弁護団

 

 

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