双極性naoの「てにをは」

双極性障害のnaoが伝える、ことばの力と闘病の記録。

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診断名がうつ病から双極性障害に変わっても誤診ではない。

みずたまなおです。

こんにちは。

 

今回は私が双極性障害と診断されたときのお話です。

どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

 

【目 次】

 

 

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最初の病名はうつ病

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私が体調を崩し、会社を休み始めたのは2012年11月のことです。

当時は縁もゆかりもないある県でひとり暮らしをしていました。

 

ある日突然、布団から起き上がれなくなり、その2日後に精神科を受診しました。

医師から受けた診断は、うつ病でした。

 

そのときのことは、こちらで詳しく紹介しています。

www.nao-mizutama.com

 

病院では抗うつ薬を処方してもらい、きちんと服用していました。

ところが、数日が経ったころ、それまで布団でウンウン唸っていたのが嘘のように、身体が動くようになったのです。

「せっかく動けるようになったのだから、何かしよう」と考え、自宅を出てみることにしました。

 

そのときのことは、こちらで詳しく紹介しています。

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結局復職まで至らず、2014年に休職期間満了により新卒で入った会社を退職することになりました。

 

それからしばらく期間を置いて、地元へ戻ってきました。

精神科も心療内科も、どこの病院がよいのか分かりませんでした。

「よい病院」ではなく、正しく言えば「医師との相性がいいか」ですね。

 

自宅に近いところにある病院から順に電話で問い合わせ、その度に「今は予約でいっぱいで、新たに診察を受け付けていません」と言われ続けること5件、ようやく診察してもらえる病院に巡り会えたのです。

そこが、現在も通院している病院です。

ちょうど薬が切れそうになっていたところの受診OKだったので、泣きたいほどの嬉しさでした。

 

それにしても、予約でいっぱいになるくらい、みんなメンタルに支障をきたしているこの社会は本当に歪です。

 

地元の病院に転院

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それ以来、現在も同じ病院に通っています。

前の病院からは、薬の処方や受診の経緯などが書かれた紹介状を出してもらっていました。

そのため、しばらくは薬の変更はありませんでした。

 

多くの病院でも同じかもしれませんが、診察時間はだいたい5分程度。

5分以上(30分未満)の診察では、「精神科専門療法」という、通常とは別の扱いになります。

先ほどもお伝えしましたが、精神科や心療内科にかかる患者さんは多いです。

医師が患者ひとりにかけられる時間は限られているのです。

 

私はこの約5分という短い時間を、ただ「はい。」「ええ。」「まあ。」「そうですね。」といった、聞かれたことだけに答えることしかできていませんでした。

患者である私からの情報が乏しい中、薬の処方をしなければならなかったのです。

 

通院するのは2週間に一度。

その次の診察のときも同じで「よく眠れていますか?」「ええ、まあ。」という感じ。

医師が「じゃあ同じ薬を出しておきますね」で診察終了です。

 

全く進歩がありませんが、これが何ヵ月も続きました。

抑うつ状態が続いていたことも影響しているのでしょうか。

2週間に一度のわずか5分間という限られた時間を上手に使えていなかったのです。

 

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双極性障害に病名変更

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2016年の冬の初めのころの診察の日。

医師から「この2週間どうでしたか?」と尋ねられました。

私は「無性にイライラして仕方ありません」と返しました。

すると、「双極性の方かもしれないなぁ…」と医師が呟いたのです。

おそらく独り言だったのだと思います。

 

それを聞いてから私は、双極性障害について調べました。

うつ病に関する本は何冊も読んできたけれど、自身の症状に当てはまることは少ないし、過去の浪費(軽躁エピソード(浪費編①)(浪費編②)(浪費編③))や過食・過眠

って、「もしかして、自分はうつ病ではないのではないだろうか…」と、日増しにモヤモヤが増大していくのでした。

 

それから軽躁と思われることを紙に書き出していきました。

挙げると切りがないくらいでした。

そして時系列にまとめると、A4用紙1枚分にもなりました。

その用紙をその次の診察に持参して、医師に提出しました。

私が勝手に(しかも突然に)持ち込んだ用紙を、その場で丁寧に見ていただくことになりました。

その結果、医師の中でも確信に変わったようで、その診察回から徐々に、双極性障害にの症状に効く薬に変えていくことになりました。

 

このときが2017年4月のことです。

現在の病院にかかり始めて3年9ヶ月、最初にうつ病と診断を受けてから4年5ヶ月を要しました。

 

双極性障害?と思ったら

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うつ病と双極性障害の見極めは医学的にも非常に難しいようです。

また、双極性障害と正しい診断がなされるまでに平均5年、長くて8年かかる例もあるようです。(諸説あり)

 

もし、あなたがうつ病と診断されていて、うつ病の症状にあまり当てはまらなかったら、そのことを主治医にお話してみるのもいいかもしれません。

そしてもし、浪費、多弁、万能感など、心当たりがあれば、そのことを主治医にお伝えすることをおすすめします。

 

今、あなたがうつ病と診断されていて、のちに双極性障害と診断名が変わっても、それは誤診ではありません

医師は、一回に5分程度の診察でしかあなたのことを知りません。

言い換えれば、医師にとってその5分間があなたの全てです。

何か引っ掛かることがあったり、変わったことがあったら、伝えてみてはいかがでしょうか。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

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