双極性naoの「てにをは」

双極性障害のnaoが伝える、ことばの力と闘病の記録。

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まさか自分がうつになるとは…。~初めてうつになった日~

みずたまなおです。
こんにちは。

今回は、初めてうつ状態になったときのお話です。

どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

 

本当のトイレの神様

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いまだ浅いうつ病への理解

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2012年11月下旬。

乾燥した北よりの風が強く吹き付けていた日だったと記憶しています。

私は縁もゆかりもない九州のある県にて働いておりました。

そのときの私は「うつ病」と聞いても、ただ漠然としたイメージしか持っていませんでした。
うつ病と言われても、そもそも「うつ」という状態がどういう状態なのか、当時の私には全く分からなかったのです。

うつ病について、ニュースや新聞で見聞きしていましたが、そういう人が家族や友人などの身近なところにいなかったこともあってか、全く深刻に受け止めていませんでした。

いいえ、「スルーしていた」というのが正直なところです。

私には関係のないことだと…。


一言でうつ病というけれど、一体どういう状態になって、また一体どういう症状がでるのか。

もし、そうなってしまった方に対してどういう接し方をするのがいいのか
…と発症前の私に聞けば、間違いなく言葉に詰まるでしょう。

いくら世間に周知されてきているとはいえ、症状が目に見えない病気。

やはり、当事者や身近にそういった方がいないと難しいのかもしれません。

いまだに精神論をぶつけてきたり、怠けている・自分が弱いからだなどと言ったりと、誤解している方がいるのはとても残念です。

でも「残念」と言ってしまうと諦めたことになってしまうので、少しでも正しい理解が進めばと、私も微力ながらこうしてブログを書いているのです。

 

うつ病発症当日の話

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私が初めてうつ状態になったときは(といってもそのときの自覚はありませんが)、会社のトイレの個室でした。

気づくと私は、会社のトイレから出られなくなっていました。

いいえ、出るつもりがなかった…出たくなかったというのが本心だったのかもしれません。


私は、トイレに駆け込むきっかけとなった出来事を今でもはっきりと思い出すことができます。
それは一瞬のことでした。
体感としては、目の前で何か大きな風船でも割れたかのような「バチン!」と大きな衝撃を受けました。
気持ちは、ピンといっぱいいっぱいにまで張られた糸がプツンと切れた感じでした。
その後すぐ、めまいと吐き気でトイレに駆け込むことしかできませんでした。

「トイレ個室から出たくない」
私の身体が震えていました。

10分ほど経ったころでしょうか。

会社から支給されているPHS(内線電話)があるのですが、「あいつ(私)がいないぞ!」と

私のPHSにいろいろなところから電話が鳴るわ鳴るわ…。

もちろん電話には出られません。

次第に、電話の着信音が頭のなかで強烈に響き始めたため、私は電源を切りました。

 

しばらくして、なかなかトイレから戻って来ない私を心配して上司が来てくれました。
「個室から出てこられるか?」と上司。
それに対し、私はやっとの思いで「出られません…」と答えることしかできませんでした。


それから20~30分くらいだったと思います。

「ここを離れるけど、出てこられそうなら出ておいで」と上司は優しい言葉をかけてくれました。

そして、トイレに誰もいないのを確認して、私はようやくトイレの個室から出ることができました。

その後、心配してくれている上司に深く頭を下げ、早退させてもらうことになりました。

帰宅してから何時間か、自宅の玄関で見動きが取れずにうずくまっていました。
全身が震えていました。

顎も震え、上下の歯がカチカチと音をたてていました。
そして、その翌日から会社に行けなくなってしまったのです。


そのときは、まだ自分自身が「うつ」であるということに気づいていなかったのです。

 

こうして、長い闘病生活がスタートしたのでした。

 

おわりに

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これはあくまで私見です。

多くの人は自分がうつ状態になっているということ自体を、本人はあまり自覚していないのではないでしょうか。

思い返すと私にも予兆はありました。

それについてはまたご紹介します。

全ての病気に言えることですが、何より大切なのは予防と早期発見です。
ときにはご自身の体調、身近な方の体調に気を配ってみてはいかがでしょうか。

「いつもと様子が違うな」「おかしいな」と感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。

早い段階で処置ができれば軽症で済みます。

とにもかくにも身体が資本です。


最後までご覧いただきありがとうございます!

 

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